「夢のしっぽ」 


あくびし伸びして目を開け見渡す
いつもと同じ様子で眺められていた

まとまりのない日々 空気と空たちは
気晴らしのため 外へ出かけはじめる

まほうのように何でも叶うよ全て
私の別の一人がその顔を出した

輝いている 心に住むあくまが
みるみる大きく みるみる育っていった

流れる川へと 降り立ちあみ持って
今から捕まえるからね あの夢のしっぽ

まほうのように何でも叶うよ全て
私の別の一人がその顔を出した

探し続ける 消えたり表れたり
息をひそめて それは水面に揺れる

しばらくの合間 空想にふける 
しばらくの合間 空想にふける 

なくした夢をなんとか見つけたら
私は放つ 曇った空に向けて




words & music: Minakumari
sound? arrangement: 白猫